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天川栄人のブログです。新刊お知らせや雑記など。

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高校生文芸道場2022

 11月12日、就実大学にて行われた第24回高校生文芸道場中国ブロック大会にて、散文部門の審査員および当日の講演と散文分科会講師を担当いたしました。

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 私自身も高校生のころこの大会に毎年参加していたご縁もあり、以前からお声掛けいただいていたのですが、コロナ等の事情でなかなか参加が叶わず。講師としては念願の初参加でした。

 コロナ前に比べれば参加人数が少ないと聞いていましたが、それでも中国地方各県の高校から約80名の参加があったそうです。各校の部誌がずらりと並んだ光景は圧巻でした。

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 講演会では、私が高校生だったころの部活の話をしたり、リアルタイムアンケートのサイトを使って高校生のみなさんに部活の現状を尋ねたりしながら、高校文芸全体を盛り上げていくために何ができるかについてお話ししました。

 会場からはたくさん質問も出て、楽しい時間でした。大きな花束もありがとうございます!

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 午後の分科会では、「『書ききる』『書き直す』の筋トレワークショップ」と題し、4人一組でリレー小説を4本書き上げ、さらにそれに赤を入れて改稿するまでをトータル2時間で行ってもらいました。

 なかなかにスパルタな内容でしたが、みなさんよく食らいついてくださり、参加してくれた9組とも素晴らしい短編を書き上げてくれました。みんなすごい! きっとこれからどんどん上手くなると思います。どうぞ頑張ってくださいね。

 

 他の分科会講師はといえば、俳人の柴田奈美先生、詩人の斎藤恵子先生、歌人の大森静佳先生と、そうそうたる顔ぶれ。私ひとりペーペーなので、ど緊張しながらも頑張ったつもりですが……楽しんでいただけたでしょうか。

 と言いつつ早速ポカ。配布プリントに感想アンケートつけたのに「回答してね」と言い忘れた天川です。散文分科会に参加してくれた方、もし見てたら回答してね……。

 

 お天気にも恵まれ、講師が一番楽しんでたんじゃないかと思うくらい楽しかったです。運営の先生方、本当にありがとうございました。高校生のみなさんが気軽に話しかけてくれたのも、とっても嬉しかったです。

 そしてなにより、後輩のみなさんに胸を張れるような作家にならねばと、身の引き締まる思いです。来年に向けて色々と準備をしておりますので、応援していただけると嬉しいです。

 

 というわけで年内は刊行予定ないのです。既刊をお楽しみいただければ幸いです↓

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000367377

https://miraibunko.jp/special/978-4-08-321699-2

 文学っぽいのもエンタメっぽいのも色々書いております。

 

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 文芸道場の後は、高校のころの友達とお疲れ様会。当時の文芸部の部長(私)、副部長、会計の三役で集まりました。こんな風に卒業後も関係が続いていること、とっても幸せです。