青の名前

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天川栄人のブログです。新刊お知らせや雑記など。

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1月月報

 今年はブログをもっと稼働させたい。
 カイシャインのみなさまがよくやる(?)週報みたいなものに謎の憧れがあるので、今年は月報を書こうと思います。ただし書き方はよく知らないのでテキトウです。

【お知らせ】

 特になし。もうちょっとお待ちください。

【お仕事】

・原稿1。迷走中。

・原稿2。頑張りました。

・取材。いいお話が聞けました。感謝。それにしても、録音した音声データを後から聞くと、自分の猫かぶり声にドン引きする……。

・昨年と一昨年の文芸道場に応募してくださった高校生さんからメッセージが届いた。嬉しい。前々から高校文芸部の支援がしたくて、でもうまくできなくて、なんだかひとり相撲をしている感覚だったのだけど、去年からようやく現役高校生さんたちのフィードバックを得られるようになってきた。思春期における創作は、自由な想像力の発露という意味でも、不安や混乱のはけ口という意味でも、ものすごく大きな価値があると思っていて、実際プロ並みに上手い子もいっぱいいるのに、ちゃんとした「部活動」になってない学校が多くてもどかしい。できることはまだまだあるなと思いました。天川はこれからも文芸部を応援していきます。

【読んだ本とか】

かがみの孤城辻村深月(ポプラキミノベル)

 映画が話題ですが、原作未読だったので、児童文庫のキミノベル版で読みました。そしたら「え、これほんとに大人向けの一般書だったの? 元々キミノベル用に書いたんじゃないの?」って思うくらい、めちゃくちゃ児童書的でびっくり。テーマもモチーフも仕掛けも、何もかも。私はふだん児童書を書いているからそう思うんだろうけど、このお話が大人にも刺さりまくってるっていう事実は、児童書書きにとって、なんだか希望に思えます。子どものための物語を、丁寧に、真摯に紡ぐことは、かつて子どもだった大人たちまでも救いえるのですね。

book.asahi.com

『AIと社会 未来をひらく技術とのかかわり方』江間有沙(技術評論社

 こういうことを聞くにつけ、「偏見のある社会」で学んだAIが「偏見のない答え」を出せるわけないよね、と思う。AIによって得られる恩恵はもちろんたくさんあると思うけれど、同時に差別を温存するシステムになってしまうならそれはとても嫌だ。でもこれってAI技術者だけじゃなくて社会全体が考えるべきことだよな。

gihyo.jp

『一年間だけ。』シリーズ 安芸咲良(角川つばさ文庫

 年末年始にシリーズ一気読みしたんだけど素晴らしかったです。純くん;;

 児童文庫の恋愛もの、ファンタジックなものからリアルで繊細なものまで幅広く揃ってていいですよね。子どもが読むものだから、恋愛もなるだけ多様であってほしいと思う。もちろん、絶対に恋愛しなきゃいけないってわけでもないしね。

tsubasabunko.jp

【その他】

・昨年のクリスマスにサンタにカリンバをもらったので、毎日こつこつ練習しています。Color of the Windをだいたい弾けるようになって、Let It Goに入ったけど飽きて、今はBeauty and the Beastを練習中。アルペジオが難しい。

由加山に厄払いに行ってきました。ついでに金刀比羅宮にも行ってゆがこんぴら両参り。岡山が好きなので、しょっちゅう帰省しています。

・今年は個人的に頑張ろうと思っていることがある。続いたら報告します。