青の名前

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天川栄人のブログです。新刊お知らせや雑記など。

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ヨボヨボっす

 ワクチンの副反応が思った以上にしんどかった記です。ちなみに打ったのはモデルナ。
(この記事はワクチン接種を推奨するものでも批判するものでもありません。念のため)

1回目

 そもそも1回目からグズグズだったわれわれ(私と夫)。

 夫の方が先の日付で予約していたので、実験台になってもらおう、もとい、様子を見させてもらおうかなと思っていたのだけど……。

 夫の接種当日、夫を送り出し、家でぼんやりしてたら、会場から電話。夫「予約のとき、接種券番号間違えてた。そっちの番号で予約されてた」「私の番号で予約してたってこと?」「そう。すぐにタクシーで来て」ぴえん!

 つまりこういう事情であります。
 接種券が比較的早くに届いたのと、住んでいる地域的に大規模接種会場が利用できたので、年齢の割には早期に予約できたわれわれ。ただ、予約のときに間違えてお互い逆の番号を入れてたらしい! これは多くの真面目な方には不要なアドバイスなんですけど、接種券番号を間違えるな。

 接種を受ける人をその場で変更したりはできないとのことで(そりゃそうだ)、本人が行くしかない。会場は20時半に閉まる。電話を受けたの19時40分。タクシーのドライバーさんに事情を話すと、めちゃめちゃ心配して急いでくれた。ありがとうありがとう。

 そんなこんなで、なんとか会場が閉まる直前に到着した私。スタッフの方々はブチ切れることもなく、本当に優しくしてくださった。ありがとうありがとう。さらに、当日のワクチンに余りがあったのか、夫も一緒に接種を受けられた(予約日の変更ならできるみたい)。ありがとうありがとう。

 で、副反応だけど、1回目は大したことはなかった。腕が痛い(本当に痛い。Tシャツの脱ぎ着が苦痛)のと、倦怠感が2日程度続いたくらい。

 ただ、1週間後に腕の赤み、かゆみは出た(いわゆるモデルナアーム)。夫は出なかったので、個人差ぽい。

2回目

 というわけで期せずして同日に接種になったわれわれ。自動的に、2回目の接種日も同日になった。これがよくなかったんですよ。いやもうほんと、接種券番号を間違えるな。

 2回目接種の翌日は、念のため休みを取っていた。朝起きて、だるい、熱っぽい。熱を測ると37.8度。これくらいは予想していたので、解熱剤を飲んで、寝る。

 夫は朝のうちはそこまでしんどそうでもなかったのだけど、昼ごろフラフラになってくる。熱を測ると……39度!?  マジか。私も測ってみる……いや私も39度あるやんけ! そりゃしんどいわ。接種の時間が遅かったこともあって、副反応が昼間に来たみたい。

 ここからが地獄でした。熱が深夜まで下がらず、悪寒、頭痛、倦怠感、全身の痛みのフルコンボ。栄養とったほうがいいのはわかってるんだけど、食欲がない、というよりまず体を起こすのがつらい。介抱してくれる人はいません、なぜなら2人ともぶっ倒れてるので。リスク管理下手か?

 1回目の感じから、腕の痛みや倦怠感は出るかなと思って、チンするだけの冷凍おかずとか用意してたんだけど、いやそういうレベルじゃない。固形物むり。熱中症対策でスポーツドリンクの備蓄があったのでまだ救われたけど、結局ゼリーやら冷えピタやらをUberに頼むことに。見ず知らずの他人にお使い頼めるんだから、すごい時代です。ありがとうありがとう。

 というわけでナメクジのようにのたうちながらただただ耐え、2日目の昼になってようやく平熱まで下がった。ひええ。完全にナメておりました。

反省そして感謝

 いやほんと、インフルとかのときもそうだけど、家族全滅ってよくないです。精神的にメゲる。準備が足りなかったというのもあるけど、なにより同日接種じゃなければここまでしんどくはなかった。何度でも言うが接種券番号を間違えるな。

 とはいえ、これだけしんどくても、ワクチンを無料で受けられることはありがたいし、当たり前のことだとは思ってないです。医療従事者の方はじめスタッフの方々には感謝しかありません。あとタクシーとかUberのおじちゃんたちもありがとう。

 体質によるので平気な人は全然平気なのだと思いますが、心配な方は(特に2回目は)しっかり準備された方が良いかと思います。解熱剤、水分、お粥やゼリー、氷枕など。ご参考まで。