【お知らせ】
・『虹色のパズル』(文研出版)発売中です! ぜひ読んで、感想を聞かせてください。試し読みはこちらから↓
・8/6,7に名古屋で『虹色のパズル』のイベントがあります。お近くの方はぜひお越しください!
お子様大歓迎、サイン本もあり。完全にライラさんのご厚意なので、何が起こるのか私はよくわかってません笑 来場者特典の素敵なポストカードをぜひもらいに来てください。
・クガコー天文部シリーズの後編『アンドロメダの涙 久閑野高校天文部の、秋と冬』(講談社)は9/13ごろ発売です! お楽しみに。
【お仕事】
・新刊宣伝回りもろもろ。
・取材。
・改稿。
・企画つくる→総ボツ→企画つくる。
下半期はぼちぼち行こうと思います。いのちだいじに。
【読んだ本とか見たドラマとか】
『トランスジェンダー入門』周司あきら/高井ゆと里(集英社新書)
こういう入門書をずっと待っていた。今すぐみんな読んでほしい。
統計にもよるけど、トランスジェンダーは全人口の1%以下くらいしかいないと言われている。さかんに議論の種になるわりには、トランスジェンダーの実際の姿は、圧倒的に、知られていない。よく知らないから怖くなって、排除しようとする。トランスジェンダーについて何か語りたいなら、せめてまずは知ろうとしてほしい。
同時に、本を読めば即トランスジェンダーの人たちのことが全てわかるなんて幻想も捨てるべき。現実のトランスジェンダーは一人一人違う人間で、トランスジェンダーの中にもグラデーションがある。それはトランスじゃない人も同じこと。当たり前のこと。
『監獄のお姫さま』
体質的にクドカン脚本は合う合わないの差が激しく、ついていけずに途中離脱することがままあるんだけど、これはすごく面白かった。
罰される女、謝らない男、奪われる子ども、戻らない時間……突飛な設定なのに、経験というか実感としてみんなが共有している感覚がリアルだった。各々のトラウマパートで加害男性を全員伊勢谷友介が演じているのがグロテスクでしたね。
「恋神(この恋は幻なんかじゃないはず、だって私は生きているから、神様ありがとう)」のオフィシャルサイトあるんかい。
【その他】
・つらいニュースがあって、ものすごく落ち込んでしまい、その上ねん挫した。心身ともにダメダメになって、3日ほど寝込む。そんなこともあります。
・今年に入ってから、ALLYだと公言するようにしている。ALLYって言うだけなら簡単だけど、それでも覚悟が要った。さっきの言い方はまずかったなと反省することはしょっちゅうある。ヘイターに絡まれることもある。でも当事者のしんどさに比べれば笑っちゃうくらいしょうもないことだ。
ALLYは黙って去ることができても、当事者は降りられない。
だから私はここにいる。一緒にいる。創作のネタにして終わらせるつもりはない。失敗しながらも、この先もずっとALLYでいる。
でもALLYっていったい何なのさ。自分に何ができるのかわからないよ。せめて今は、マジョリティ特権を振りかざして声高に何かを語るよりも、周りの騒音でかきけされがちな小さな声に耳を澄ますことを、真摯にやりたいと思っている。
・なんてこと言いつつ、ふだんはのん気にプリキュアのこととか今週のジャンプのこととかポンコツクエストのこととかを考えてるんで大丈夫です(最近しんどそうだと友達に心配された)。
・また岡山に帰った。倉敷美観地区を浴衣で歩いたりしました。いつか美観地区のお話も書きたいな。
・Twitterがしんどい。移住先を本格的に探さないと……みなさんマジでどうしますか……?